西表島探鳥紀行 その3

次は仲間川沿いの西表・大富遊歩道(林道)を散策しました。

天候は曇りで、撮影には適していませんでしたが、鳥以外にも多くの生物に出会えました。
まずは、河口域でクロサギが出迎えてくれました。




林道の脇に花が咲いていて、たくさんの蝶が舞っていました。
マダラ蝶の仲間がいました。



見慣れないトンボも見つけました。
後で調べてみると、アカスジベッコウトンボというトンボのようで、日本には最近になって生息が確認されたようです。
森の中での赤色は非常に綺麗でした。

鳥はというと、サンショウクイの鳴き声が良く聞こえていました。おそらくリュウキュウサンショウクイで間違いないと思います。
電線にとまっていたり、木の先の方にとまるので、すぐに見つけることができます。
天気が良ければもっと綺麗に撮れたのですが・・・・



こんな時期には珍しく、キビタキもいました。これもリュウキュウキビタキだと思いますが、なかなか近くで写真が撮れませんでした。もっと良いカメラならトリミングで拡大できるのですが残念です。


モズといえば、シマアカモズが。普通もモズと違ってお腹が白いです。でもアカモズ・・・不思議な名前です。


他にサシバをよく見かけました。ここで越冬しているようです。
秋に大規模な渡りをして、西表を終着点にしている個体も多いようです。
電柱のとまっているのはサシバかカンムリワシかという状態でした。



翌日ですが、畑地帯を探索していると、ノビタキに出会えました。


なんだか季節感が狂ってしまいそうな鳥達でした。
普段の渡りをする鳥達が、四季をつげているのだとも実感しました。

さてさて、今回お供にしたカメラ(Nikon1V1)ですが、さすがに一眼レフと比べると、センサーも小さく画素数も低く、レンズもズームレンズだったので、解像感に乏しいですが、蝶などの近づける被写体なら、十分に活躍できました。鳥を小さくとって後でトリミングという使い方はやはり厳しいです。ですが、軽量でコンパクトになるので、歩き回るような場合には、これで良かったと思います。

おわり

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